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JSW環境・社会報告書2014 環境への取組み | JSW日本製鋼所

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(1)

日本製鋼所

環境・社会報告書

(2)

日本製鋼所の環境基本方針

当社は環境との調和が社会の一員たる企業の重要な責務であることを認識し、環境

保全に留意した生産活動と環境保全技術の追求を通して、生態系と調和した社会

の持続的発展への寄与を目指して事業活動を行う。

行動指針

1

:環境に関する取り組みを組織的に行い、環境保全活動の継続的な推進を図る。

2

:適正な目的および目標を定めて、生物多様性への影響を配慮した環境負荷の低

  減を図る。

3

:環境保全に寄与する製品およびサービスの社会への提供。

:製品について環境および安全衛生を含めた社会的価値の向上に努める。

:環境に係るニーズの把握と技術開発により、環境負荷を軽減する製品および

   サー ビスを提供する。

各事業所共通方針

事業所はその事業内容および地域社会などそのとりまく環境を考慮し、国際規格に

準じた手法により環境方針、環境目的および目標を定めて活動する。

:法規および会社が合意している外部との取り決めの順守。

(3)

環境活動のあゆみ

1993

1997

1998

2001

2003

2006

2007

2008

2009

2012

2013

2017

「環境問題に関するJSWの環境方針」作成 「環境マネジメント委員会」設置 (ISO14001取得への取り組み開始)

室蘭製作所、広島製作所 ISO14001認証取得

環境管理活動中期計画(2001∼2005) 策定

全社環境管理規程 制定

環境報告書発行

第2次環境管理活動中期計画(2006∼2010) 策定 横浜製作所 ISO14001認証取得

創立100周年 全社カーボンマネジメント会議 設置

第3次環境管理活動中期計画(2009∼2012) 策定

環境データ集計範囲を拡大(グループ会社、海外拠点) 第4次環境管理活動中期計画(2013∼2017) 策定

第4次環境管理活動中期計画 目標年度

編集方針

この環境・社会報告書は、日本製鋼所がどのような考え方で 事業活動を進めているか、また環境負荷を削減するための活 動や社会的活動にどのように取り組んでいるかをわかりやす くまとめたものです。本報告書の作成にあたっては、環境省の 「環境報告ガイドライン」および「環境会計ガイドライン」を参

考にしています。

報告対象範囲

掲載内容は2013年4月1日∼2014年3月31日を対象にして います。対象範囲は、株式会社日本製鋼所および関連会社を 対象にしています。環境パフォーマンスに関するデータは、国 内および国外の製作所ならびに子会社を対象としています。  日本製鋼所の環境基本方針

 環境活動のあゆみ 環境への取り組み   環境管掌役員挨拶   環境マネジメント   環境管理活動

  事業活動と環境負荷の状況   地球温暖化の防止   廃棄物の削減   環境負荷物質の低減   環境負荷低減製品 社会への取り組み

  企業市民としての取り組み

1 2

3 4 5  7 8 9 10 12

(4)

JSWグループ全体で環境保全活動に取り組みます

 当社の環境保全活動は1993年に環境方針を作成して以来、マネジメント委員会

の設置、環境中期計画の策定、ISO14001の取得等の活動を推進してまいりました。

 昨年スタートした5ヵ年の第4次環境中期計画では、環境活動の対象範囲をグルー

プ会社、海外拠点へも拡大してJSWグループ全体で中期計画の目標達成に向けて活

動しております。中でも省エネルギー対策と温暖化対策としてのCO

2

排出量削減が大

きな課題と考えております。

 「環境・社会報告書2014」を通じて、JSWグループの環境への考え方、ならびにそ

の活動の成果と今後の取り組みを皆様にご報告いたします。

 当社の環境管理活動に対し、皆様方の忌憚のないご意見をお寄せいただければ幸

甚です。

 今後ともご理解、ご支援を賜りますようお願いいたします。

環境への取り組み

JSWグループの総合力を発揮し、地球にやさしいものづくり

企業を目指し、地球温暖化の防止、廃棄物の削減、環境負荷

物質の低減にグループ全体で取り組んでいます。

(5)

当社は国際社会や地域との調和を図りながら、事業活動を行うことの重要性を認識し、1997年より全社活動として

環境管理活動を推進してきました。1998年に室蘭製作所、広島製作所、2006年には横浜製作所がISO14001の

認証を取得し、環境管理活動の維持向上に努めています。グループ会社の名機製作所、Fine Crystal Precision(S.

Z.)においてもISO14001を取得しております。

環境マネジメント

環境マネジメント推進体制

環境管理担当役員を委員長とする環境マネジメント委員

会で、全社の年度環境管理方針、活動計画を決めていま

す。各製作所には環境管理委員会を設けて環境管理活

動を推進し、関連会社を含むグループ企業が一丸となっ

て環境負荷の低減に取り組んでいます。

ISO14001取得状況

環境マネジメントシステムにおける国際規格ISO14001

の認証を室蘭製作所、広島製作所、横浜製作所ならびに

グループ会社の名機製作所、Fine Crystal Precision

(S. Z.)で取得しています。

ISO14001を取得している事業所では、第三者審査登

録機関による外部審査と内部監査を年1回以上実施し

環境マネジメントシステムの維持改善が図られているか

を確認しております。

なお、当社およびグループ会社は法令を順守し、2013年

度も法令違反は認められませんでした。

事業所

室蘭製作所 広島製作所 横浜製作所 名機製作所

Fine Crystal Precision

現審査登録機関   LRQA    JQA LRQA ASR Intertek

取得日

1998年12月18日 1998年12月18日 2006年 9月 4日 2005年 3月 4日 2007年 3月 7日 審査登録機関 LRQA

       JQA        ASR        Intertek

:ロイドレジスタークオリティアシュランスリミテッド :財団法人 日本品質保証機構

:エイエスアール :インターテック

事業所のISO14001取得状況

広島製作所

室蘭製作所 横浜製作所

組織図

全社環境管理統括者 (環境マネジメント委員会委員長)

環境マネジメント委員会

 ● 各製作所長  ● 各事業部長

 ● 本社経営企画部門長室長  ● 本社総務部門長  ● 本社経理部門長  ● 本社環境管理部門

各製作所 環境管理統括者 (製作所長)

各製作所 環境管理責任者

部門、グループ

関連会社

グループ会社 環境管理統括者 (社長)

グループ会社 環境管理責任者

部門、グループ

関連会社 環境管理委員会

環境管理委員会 専門部会

 ● 省エネ部会  ● 製品部会

(6)

2013年度活動目標と実績

2013年度は、環境中期計画(2013∼2017年度)の初

年度であり各製作所ならびにグループ拠点を含めたJSW

グループ全体として目標達成に向けて活動しました。

法令順守については、環境関連施設および製作所周辺

の環境パトロールを実施、環境保全に係る法規制の適

用と順守・管理状況に異常がないことを確認しました。ま

た、環境パトロール結果の水平展開および今後の取り組

みについて、関連会社・協力会社を含めた従業員への教

育を実施しました。

2013年度活動実績と環境中期計画(2013∼2017)目標指標

重点項目

(1)地球温暖化防止の推進   エネルギー使用量削減

  輸送エネルギー消費量 削減

(2)省資源・リサイクルの推進   廃棄物排出量削減

(3)化学物質の管理

(4)環境配慮型製品の推進

(5)法令順守

(6)環境マネジメント

  環境管理システムの維持 継続

  環境マネジメント対象範囲 の拡大

(7)ステークホルダーとの   コミュニケーションの推進

2013年度実績

原単位2010年度比3%削減を 目標として活動

室蘭製作所  0% 広島製作所  −3% 横浜製作所 −69%

原単位2010年度比3%削減を 目標として活動

 国内輸送に係るエネルギー使用量 38TJ  エネルギー使用量原単位 +43%

原単位2010年度比3%削減を 目標として活動

室蘭製作所 −41% 広島製作所 −45% 横浜製作所 −66%

PRTR法に基づき対象化学物質 の移動・排出量を報告

製品の環境負荷削減を推進

法令違反事項なし

ISO14001の認証継続

JSWグループ全体で環境管理 を実施

6月に第11回目の環境・社会報告書 を冊子版で発行

達成度

○ △ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎

2014年度活動目標

原単位2010年度比4%削減を 目標として活動を展開

原単位2010年度比4%削減を 目標として活動を展開

原単位2010年度比4%削減を 目標として活動を展開

PRTR法に基づく対象化学物質の 確実の把握と使用量の削減

設計・開発段階から環境影響の 把握と環境負荷低減を図る

環境関連法規制の順守状況の報告 法規制改正事項等の確実な伝達

環境マネジメントシステムの 自主改善を推進

JSWグループとして環境管理を推進

JSWグループとして各事業所の環境 保全活動状況等の情報提供に努める

2017年度達成目標

エネルギー使用原単位 7%削減

(2010年度基準)

国内輸送に係る エネルギー使用原単位 7%削減

(2010年度基準)

廃棄排出原単位 7%削減

(2010年度基準)

製作所別に定めたPRTR法対象 化学物質の削減目標の達成

製品含有化学物質の全量把握

環境法令違反なし

当社では2001年度に初めて環境中期計画を策定して以来、全社で環境管理活動を積極的に推進してきました。

2013年度は新たに第4次環境中期計画(2012∼2017年度)を策定し、環境管理活動の範囲もJSWグループ全体

として目標達成に向けて活動に取り組んでいます。

環境管理活動

※評価: ◎ 達成  ○ 達成率80%以上  △ 達成率80%未満

(7)

環境会計

環境保全への取り組みを定量的に評価する方法として

環境会計を取り入れました。当社の取り組みを下記項目

で集計しました。2013年度の環境保全に係る費用額は

総額12億5,500万円となりました。これは当社の売上

高の0.7%に相当します。

環境への取り組み

環境会計(対象期間:2012年4月1日∼2013年3月31日)

(百万円)

(1)公害防止コスト

(2)地球環境保全コスト

(3)資源循環コスト

(4)管理活動コスト

(5)研究開発コスト

(6)社会活動コスト

(7)環境損傷対応コスト

●電気炉、焼却炉の維持・運営

●工場排水の水質測定

●工場内指定箇所の騒音測定

●メッキ排水処理設備更新

●LED照明の導入

●金属屑、紙類、廃プラのリサイクル

●廃棄物の収集、運搬、処理、処分

●ISO14001の認証維持、従業員への環境教育

●工場内緑地の維持管理

●環境対応製品の研究開発とその人件費

●既存製品の環境負荷低減のための改良に伴う開発費

●クリーンキャンペーン活動ほか

●賦課金ほか

317

34

454

104

235

3

23

399

15

391

108

321

3

18

費目分類 主な取り組み内容

合計 1,170 1,255

2013年度費用額 2012年度費用額

グリーン調達

2004年度からグリーン調達への取り組みを始めました。 当社の取引先における環境マネジメントシステム(EMS)の 構築状況を把握するため、各製作所の主要な取引先を対 象に環境保全活動の取り組み状況をアンケート形式で調 査しました。その結果、回答のあった取引先の8割がなんら かの形で環境保全活動を実施しているということが判明し

ました。今後は調査対象とする取引先の範囲を、全ての取 引先まで順次拡げていく予定です。

(8)

INPUT

資材

金属

(鉄鋼、非鉄金属)

プラスチック ゴム、木材等

エネルギー

4,000TJ

化学物質

用水

7,455t

2,500万m

3

製 造

素形材・エネルギー製品

原子炉用鍛鋼部材 ● 発電用一体型ロータシャフト

火力発電用タービンケーシング

石油精製用リアクター

● クラッド鋼板・鋼管

風力発電機

産業機械製品

二軸押出機 ● 単軸押出機

フィルムシート装置

● 電動射出成形機

中空成形機

● マグネシウム合金用射出成形機

アルミニウムダイカストマシン

● エキシマレーザアニール装置

OUTPUT

CO

2

(電力燃料由来)

274,562t-CO

2

化学物質(排出・移動量)

297t

CO

2

(国内輸送)

2,635t-CO

2

排水

1,895万m

3

廃棄物総発生量

廃棄物排出量

リサイクル量

15,878t

100,235t

116,115t

廃棄物 総発生量のうち

86%

リサイクル しています。

素形材・エネルギー事業部門および産業機械事業部門の製造工程における環境負荷の発生状況は以下の通りです。

当社では、エネルギー、用水などの投入量(INPUT)と製造過程で生じる廃棄物や二酸化炭素、水などの排出量

(OUTPUT)を定量的に把握し、環境改善活動に活かしています。

(9)

広島製作所は2013年7月、5階建て本館事務所棟1階∼3階の蛍光灯をLED化したほ か、1階∼5階の全男女トイレと、共有部分での消し忘れがあった箇所を人感センサー付 きLED照明に切り替えました。これらにより、1,850本がLED照明となり、また、これまで の40Wラピットスター型蛍光灯を16WのLED照明に替えたことで、年間約168千kWh の電力削減となります。

2014年度は、既に構内街路灯のLED化を完了しました。今後も事務所棟4階、5階部分 や技術開発センター事務所棟の蛍光灯や所内工場照明もLED化を検討しており、これら によって、工場照明以外において年間約360千kWhの電力削減を目指しています。

LED照明の導入が進む広島製作所

エネルギー使用量

2013年度のエネルギー使用量は、前年度に対して

0.5%減少しました。エネルギー使用量4,000TJのうち

海外拠点での使用量(56.7TJ)は全体の1.4%でした。各

拠点では省エネルギー活動を積極的に推進して、効率的

なエネルギー利用を進めています。照明器具のLED化も

積極的に推進しております。

二酸化炭素排出量

2013年度の二酸化炭素排出量はエネルギー使用量が

微減のため前年と変わらず27.5万トン-CO

2

でした。そ

のうち1.2%(0.3万トン-CO

2

)が海外拠点での排出量で

した。

各拠点とも効率的なエネルギー利用により二酸化炭素

排出量の削減に取り組んでおります。

環境への取り組み

関連会社を含めた2013年度の事業活動における総エネルギー使用量は4,000TJ、二酸化炭素排出量は27.5万ト

ン-CO

2

でした。

2013年度の国内輸送に係るエネルギー使用量は38TJ、二酸化炭素排出量は0.26万トン-CO

2

で事業活動による

排出量の1.0%に相当します。

地球温暖化の防止

※TJ:T(テラ)は1012、J(ジュール)は熱量の単位。

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

エネルギー使用量の推移

6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000

(TJ)

(年度)

0

1990 2005 2010 2011 2012 2013 5,151 4,840 4,869

4,099 4,018 4,000

■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所

■ 横浜製作  ■ 本社・グループ会社等        

■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所

■ 横浜製作  ■ 本社・グループ会社等        

二酸化炭素排出量の推移

35 30 25 20 15 10 5

(万t-CO2)

(年度)

0

1990 2005 2010 2011 2012 2013 32.4

29.5 29.4

(10)

廃棄物排出量

廃棄物排出量は、室蘭製作所での整備が一段落したた

め、2010年度から排出量が減少してきております。2013

年度の排出量は前年に比べて7.5%増加しました。全社の

再資源化率は86%になりました。廃棄物排出量の86%は

室蘭製作所からの排出でした。他の製作所では再資源化、

廃棄物の削減の徹底が進み、2011年度以降排出量が変

化ない状況が続いております。

用水使用量

2013年度の総用水使用量は2,503万m

3

、総排水量は

1,895万m

3

でした。海外製造拠点での用水使用量(6.7

万m

3

)および排水量(6.0万m

3

)はともに全体の0.3%

でした。

用水量の99%は室蘭製作所で使用しています。室蘭製

作所では水資源の有効利用に努め、使用量の半分以上

に海水と回収水を使用しています。

廃棄物排出量の推移

100

80

60

40

20

(%)

再資源化率

(年度)

2010 2011 2012 2013

再資源化率:再資源化量/廃棄物発生量

0

78 77 88 86

3,000

2,500 2,000 1,500 1,000 500

(万m3

用水使用量

(年度)

0

2010 2,825

2011 2,535

2012 2,480

2013 2,503

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

用水使用量の内訳(2013年度)

上水道 392

工業用水 916 海水

590 回収水 606

(万m3/年)

40,000

20,000 30,000

10,000

(t)

(年度)

0

2010 2011 2012 2013 38,554

28,664

14,764 15,879

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

素形材事業と産業機械事業では事業活動に大きな違いがあり、両業種にまたがり事業活動を行っている当社では、製

作所ごとに特有の廃棄物が排出されます。

各製作所では、リデュース、リユース、リサイクル(3R)を基本として取り組んでいます。

廃棄物の削減

■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所

(11)

PRTR

PRTR法に基づいて各製作所および関連会社は、化学物

質の排出・移動量を各自治体に毎年報告しています。

2013年度の化学物質排出移動量は2012年度に比べ

て22.4%増加しました。この増加の要因は、室蘭製作所

での素材生産に使用するニッケル化合物の使用量が増

え、さらに2013年度より室蘭・広島・横浜製作所外にあ

る国内グループ会社も集計対象としたためです。

環境への取り組み

化学物質の排出・移動量

室蘭製作所

87 309 412 453

広島製作所

53 57 80 296 300

横浜製作所

80 300

関連会社

53 80 87 88 296 300 304 308 400 412

クロムおよび 3 価クロム化合物 ニッケル化合物

マンガンおよびその化合物 モリブデンおよびその化合物

エチルベンゼン

エチレングリコールモノエチルエーテル キシレン

1,2,4-トリメチルベンゼン トルエン

キシレン トルエン

エチルベンゼン キシレン

クロムおよび3価クロム化合物 6価クロム化合物

1,2,4-トリメチルベンゼン トルエン

鉛 ニッケル ベンゼン

マンガンおよびその化合物

合計

政令番号 排出量

(kg)

2012年度 2013年度

物質名 移動量

(kg) 排出量(kg) 移動量(kg)

▲室蘭製作所では鉄鋼製品の素材

 生産が中心で、主に成分調整、溶  接に使用しています。

▲横浜製作所では機械完成品を多く

 扱う関係上、主に洗浄、塗装に使用  しています。

▲広島製作所では機械完成品を多く

 扱う関係上、主に洗浄、塗装に使  用しています。

▲室蘭製作所内には給油を行う関連

 会社があります。  

▲広島製作所内には鋳造および機械

 加工、溶接、熱処理、表面処理関係  の関連会社があり、主に成分調整  の物質、洗浄に使用しています。

0 16 13 0 7,307 498 15,013 739 26,663 1,141 740 850 4,488 0 0 3,491 0 0 3 0 60,962 0 16 13 0 4,801 1,149 9,399 386 30,163 665 688 2,215 5,779 23 0 1,800 10,997 0 20 2 20 68,136 30,718 28,812 77,803 27,022 335 28 776 47 5,575 0 0 244 505 8,866 180 33 6 252 0 838 182,040 30,718 80,854 74,973 26,041 181 72 423 23 7,379 0 0 277 525 6,587 167 18 135 9 217 0 644 229,244

243,002(kg) 297,380(kg) 総合計

各製作所および関連会社では、化学物質をはじめとした環境負荷物質の管理を進め、有害物質の排出削減に取り組

んでいます。PRTR法に基づいて各製作所および関連会社は化学物質の排出・移動量を各自治体に毎年報告していま

す。主に製鋼、溶接、メッキ、洗浄、塗装などの製造プロセスで第一種指定化学物質を使用しています。

PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律

(12)

大気汚染物質の排出量

各製作所とも、大気汚染防止法をはじめ、条例、協定な

どに基づき、特定施設からの排ガスを定期的に監視して

おり、排出基準に適合しています。2013年度のSOx(硫

黄酸化物)排出量は合計で266トンでした。

350 (t)

SOx排出量

(年度) 300

250 200 150 100 50 0

2010 322

2011 227

2012 252

2013 266

水質汚濁物質の排出量

各製作所とも、水質汚濁防止法をはじめ、条例、協定など

に基づき、排水口からの排水を定期的に監視しており、排

出基準に適合しています。室蘭製作所はCOD(化学的酸

素要求量)が、広島製作所および横浜製作所はBOD(生

物化学的酸素要求量)が、それぞれの排出基準になってい

ます。

70 (t) (t)

BOD排出量(広島製作所・横浜製作所)

(年度) (年度)

60 50 40 30 20 10

2010 9

2011 15

2012 12

2013 10

■ BOD排出量

● 排出許容量*

*排出許容量=年間排水量 排水基準 0

■ COD排出量

● 排出許容量* 1,000

800

600

400

200

COD排出量(室蘭製作所)

2010 45

2011 28

2012 41

2013 32

*排出許容量=年間排水量 排水基準 0

使用済みのPCB含有廃棄物は「PCB廃 棄物特別措置法」

*

に従い適正に保管・管 理し、届け出ています。今後とも、特別措 置法に則りPCB廃棄物の処理を進めて いきます。

*「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に  関する特別措置法」

ポリ塩化ビフェニル(PCB)への対応

広島製作所 横浜製作所

室蘭製作所

(13)

電動射出成形機

世界トップクラスの性能を誇る製品を、型締力35トン∼

3,000トンまでラインナップしています。駆動部の高性能

サーボモータと、当社独自の制御システムの採用により、

成形品質の安定化を実現します。その成形質量ばらつき

は従来の油圧射出成形機に比べ80%も向上しており、

成形不良品の無駄を省き、材料使用量の削減を可能に

します。

環境対応型多層プラスチック燃料タンク(PFT)製造システム

自動車用ガソリンタンクは、世界的に環境保護推進のため、ガソリン

透過防止性能が向上した樹脂製に替わりつつあります。本システムは

樹脂製4種6層多層燃料タンクを製造する中空成形システムです。サ

イクル短縮のための冷却システムに加え、コンパクトタイプクロスヘッ

ド、ハイブリッドタイプ型締装置の導入により、大幅な省エネルギーを

実現しました。今後もさらなる省エネルギーを追求して行きます。

二軸押出機TEX

近年、環境問題に対する意識の高まりから、プラスチック製品中に残

留する揮発性有機化合物(VOC)濃度の低減化要求がますます高

まってきています。当社では1960年代よりプラスチック製造における

プロセス合理化と省エネルギー化、さらにプラスチック材料の品質向

上のため、残留VOC濃度の低減に寄与する単軸押出機を国内外のお

客様に納入してきました。さらに1980年代からは、二軸押出機TEX

を用いた脱揮技術により、生産量の飛躍的増加と残留VOC濃度の大

幅な低減が可能となりました。これらは国内外の多くのプラスチック

製造プラントで使用されています。

省エネルギー面では、高効率動力伝達機構と電源回生

機能により、油圧射出成形機に比べ、消費電力を大幅

(1/2∼1/3)に削減します。また、作動油をほとんど使用

しないため、油温上昇による室温上昇を抑え、空調電力

を削減します。さらに、冷却水使用量も、油圧射出成形機

の1/5以下に削減できます。

環境への取り組み

当社では高効率動力伝達機構や電源回生機能を備えた樹脂機械製品をお届けしており、これらは消費電力を大幅に

削減し、省エネルギーを実現します。このほか、成形不良品の無駄を省き材料使用量を削減するもの、プラスチック製

品中の揮発性有機化合物(VOC)を低減するものなど、環境に貢献する製品を数多く取り揃えています。

(14)

各製作所においては、地域社会との共生を図るために関連法規および地方条例に基づいて、公害に関係する特定設備

の届け出、廃棄物の測定、分析などを定期的に実施しています。

特に環境基本法などに定められている大気汚染、水質汚染、騒音などの環境基準については、官庁への測定結果の届

け出、立ち会い検査、自主検査を行うことで、適正な基準にあることを確認しています。

企業市民としての取り組み

安全・防災のための活動

定期的な防災活動

各製作所では、法規制等の順守はもとより、万が一の事故が

起こった場合に備えて定期的な防災活動を行っています。

火災や地震等に対しては、自衛消防隊を組織し、災害時の被

害を最小限にとどめることができるよう訓練しています。

また、汚染物質の流出に対しては、汚染を最小限に抑えて迅

速かつ適切に対処できるよう、環境への影響が予測される

設備、施設、作業についての対応手順と通報ルートを構築

し、これを手順書にまとめています。さらに、それに基づく教

育・訓練を定期的に行うことで、管理の強化を図っています。

社会への取り組み

すべてのステークホルダーや地域と調和する企業として、

皆様から信頼される存在となることを目指しています。

消防車による消火

初期消火

2014年6月24日に開催された、金沢区自衛消防隊消防操法技術訓練会にお いて、横浜製作所の自衛消防隊と新入社員による消火器を使用した訓練にて 好成績を収めました。まず消火器を使用した「初期消火操法」に出場した新入 社員が最優秀(1位)および優秀賞(2位)をそれぞれ受賞しました。また、男子・ 男女混成による「屋内消火栓操法」に出場した同製作所の自衛消防隊は、第3 位となる優良賞を受賞しました。同製作所では、今後も「自らの事業所は、自ら が守る」ことを目的として、自衛消防隊の訓練とレベルアップに努めるとともに、 従業員の防火・防災意識の高揚を図っていきます。

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横浜製作所の活動

PCB廃棄物処理事業・増設施設が操業開始

地域交流・貢献活動

工場見学

室蘭製作所では、地域住民を含むステークホルダーとの交流の機会として、工場

見学の場を設けています。2013年度は小学校・中学校・高等学校を含む各種

102団体、約2,100名の方々に来所いただき、事業に対する理解を深める場とし

ていただきました。

周辺地域の清掃活動

広島製作所では、2003年より地域周辺・通勤経路の清

掃活動を毎年春・秋と2回実施しています。2013年は、

地域の区役所である「安芸区役所」の区長さんをはじめ

職員30名の皆様、および安芸法人会の皆様とともに活

動を行いました。当製作所従業員の参加者を合わせて2

回とも100名を超え、2回の参加者は217名でした。さら

に清掃活動11年20回の記録となりました。2014年1月

には、松井広島市長より環境美化活動永年10年表彰を

受賞いたしました。清掃活動12年目となる2014年も地

域社会の一員として環境保全活動を行っていきます。

横浜製作所では、地域貢献活動の一環として、通勤経路

の美化活動を新入社員教育のひとつとして実施している

ほか、年2回全従業員による構内・外の美化活動も実施

しています。構外清掃で回収したペットボトルや吸殻など

の廃棄物回収、構内では雑草の駆除などの緑化整備を

推進し、廃棄物は製作所内で分別・適正に処分していま

す。今後も継続的に活動を行っていきます。

広島製作所の活動

当社では2006年、日本環境安全事業株式会社(JESCO)が実施する北海道 ポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物処理事業におけるPCB廃棄物処理施設

の運転会社として、新日鉄住金エンジニアリング(株)、(株)神鋼環境ソリュー

ションとともに室蘭環境プラントサービス(株)を設立しました。JESCO北海 道事業所の当初施設はトランス、コンデンサなどのPCB油、最大1.8トン/日を 処理する能力を持ち、2008年より営業運転を続けてきました。そして、2013 年には安定器、小型電気機器などのPCB汚染物、最大4.8トン/日をプラズマ 溶融分解法で無害化処理する増設施設が完成し、同年9月より営業運転を始 めました。これにより、現在、北海道をはじめ、東北、北関東、甲信越、北陸の1 道15県のPCB処理を行っています。

安定器等 (増設施設にて) 高圧コンデンサ

(当初施設にて)

高圧トランス (当初施設にて)

プラズマ溶融分解法とは…

電気エネルギーにより発生させた高温のプラズ マ(15,000℃以上)と溶融浴の相乗効果により 炉内の高温を保持し、これを熱源としてPCBを 無害化する処理方法です。

JESCO北海道事業所

当初施設

処理対象物

(16)

2014.8

〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 株式会社 日本製鋼所 総務部

参照

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